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~デンデン君のひとり言~ 「アンペア・ワット・ボルトの違い 契約アンペア見直しで電気代が安くなる!?」
2021/07/15(木)
電力会社のプランについて調べてみると、契約アンペア数別に分かれたプランが多いです。一方で電化製品などの説明書では、ボルトやワットなどの単位を使用した説明もよく見かけます。いずれも電気に関する単位ですが、それぞれの違いが気になる人も多いのではないでしょうか。ここでは、アンペア・ワット・ボルトの違いについて解説していきます。
ボルトとは
電力会社の契約アンペアについて
必要なアンペア数の確認方法
アンペア数の見直しで電気代節約にも
まとめ
ボルトとは
ボルトというのは電圧の単位で、電気を押し出す力の大きさを意味するものです。ボルト数が高ければ高いほど電気が流れやすくなります。
国内一般家庭では100ボルト
電力会社から供給される電気は電圧が一定に保たれており、国内の一般家庭のコンセントを使う場合には100ボルトです。そのため、国内で使用される電化製品は100ボルトの電圧で使用することを想定して作られています。
また、諸外国では日本とは一般家庭の電圧が異なるため、国内仕様の電化製品はそのまま使用できない場合もあります。使おうとすると壊れてしまう可能性もあるため注意しましょう。
ただ、国内でも工場やオフィスビルなどでは200ボルトの電圧を使用しています。また、一般家庭でも200ボルト用のコンセントを取り付けることも可能です。
エアコンなど一部の家庭用電化製品で200ボルト用のものがあり、そのような電化製品を使用する場合には工事をして取り付けます。比較的新しい住宅だと、最初から200ボルト用のコンセントが付いている場合も多いです。
ワットとは
ワットというのは消費電力を意味する数字です。電化製品などの取扱説明書には、消費電力としてワット数が記載されており、この数字が大きい電化製品ほど電気を多く消費します。
主にドライヤーや電子レンジ、アイロンなどはワット数が1000を超え高いワット数になっています。テレビや照明器具などは50から200程度でそれほど高くはありません。 電気料金はこのワット数と使用した時間をもとにして算出されます。ワット数の大きい電化製品を長時間使うと電気料金が高くなるという仕組みです。
アンペアとは
アンペアというのは1秒間に電気が流れる量を意味する数字です。この数字が大きければ大きいほど、たくさんの電気が流れていることを意味しています。
また、アンペア数とボルト数をかけるとワット数になるという関係性が成り立ちます。